雷電さまのお恵みは広大無辺です。
雷電神社は、関東地方に数多い「雷電さま」の総本宮です。

雷電神社の由来

当神社の歴史は古く、1000年をさらにさかのぼります。主な御祭神(ごさいじん)は、天地に轟き、火と水の大いなる働きをつかさどりたもう、火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)・大雷大神(おおいかづちのおおかみ)・別雷大神(わけいかづちのおおかみ)です。推古天皇6年(598)、聖徳太子が天の神の声を聞いて、伊奈良(いなら)の沼に浮かぶ小島に祠(ほこら)を設け、天の神をお祀(まつ)りしたのが最初とされています。

年中行事

【1】初詣・初祈祷

(1月1日より 各日午前9時〜午後4時)

厄よけ・方位よけ・交通安全・身体健全・家内安全・雷よけ・電気安全・通信安全・工事安全・作業安全・工場安全・諸安全祈願・社運隆昌・氷嵐除け・豊作などなど・・・
すべてが新しい年の初めに御祈祷を斎行いたします。この期間以降にも御祈祷を斎行いたしております。

【2】館林・名所(などころ)七所(ななしょ)めぐり・・・七福神めぐり

(1月3日〜31日 各日午前9時〜午後4時)

一周およそ25キロです。七ヶ所の幸せの神々をお巡りください。 http://www10.ocn.ne.jp/~fuku7/

【3】節分まめまき式

(2月はじめ 節分の日 午後1時30分)

豆を撒いて鬼を追い、福を招きます。明日は立春。明るく温かい幸せな春よ来い。

【4】雷電大祭

(5月1日〜5日 各日午前9時〜午後4時30分)

御札を求める人々、御祈祷を受けようとする信仰深い人々が、新緑の境内にあふれます。ことに5月3日・4日・5日には厄除け・雷除け・交通安全・方位除け・家内安全・社運隆昌・身体健全・電気安全・通信安全・工事安全・工場安全・諸安全祈願・氷嵐除け・雨乞い・豊作祈願などの御祈祷を受ける方々でにぎわいます。植木市など露店も出ます。

【5】雷除け・電気安全・通信安全・工事安全・工場安全・雨乞い・諸安全祈願祭

(5月中旬〜7月中旬 各日午前9時〜午後4時)

雷雨の季節です。ご予約をたまわって御祈祷を斎行いたします。

【6】夏越祓(なごしばらい)

(6月 第4日曜 午後2時)

ご参拝の皆様のために、水無月(みなづき)の大祓式(おおはらえしき)を執り行います。日ごろ知らず知らずに過ち犯した罪穢れを身代わりの人形(ひとがた)移して御祓いし、無病息災を祈る、奥ゆかしい夏の行事です。定刻、皆様ご昇殿くださり、神事にご参列ください(無料)。

【7】七五三詣で

(11月15日とその前後 各日午前9時〜午後4時

お子様のおすこやかな成長を、神前に御祈願いたします。

なまずさんを撫でると地震を除けて元気回復

上州・板倉の雷電さまにお参りしたら、ナマズを食べずに帰れない、として有名です。付近で食べられるナマズの刺し身、天ぷら、煮物は、お酒ともよく合って美味です。ナマズは板倉地方にとって昔からの神の賜物。雷電神社にある「なまずさん」は、なでると地震を除けて、元気回復、視力改善、自信が湧き出るとして、親しまれております。ここだけのナマズの御守もあります。

神職が出向いたします

大切なお住まいや事務所・工場の新築・改築に着工する、竣工する、中古物件を購入し、入居、使用を開始する、設備を導入する、あるいは、住み慣れ、使い慣れたお住まいや、井戸、施設、設備等を取り壊す、稲荷神社を建て替えるなどの際に、その場所を祓い清め、安全を祈願します。 ※当日悪天候の場合には、テントを張って防いでいただく、あるいは、ご延期下さい。

●家内安全祈願祭、設備・作業安全祈願祭、社運隆昌祈願祭など 住居や、事務所、工場などで一年に一度、神棚や臨時に設けた祭壇の前に家族や従業員が参列し、御祓をして神様の御加護を願う神事です。

●玉串料(神事に対する謝礼)は、お心持ちですが、一例をあげれば次の通りです。
住宅の地鎮祭または入居清祓……3万円

●お幸せに・・・雷電さまの神前結婚式。 雷電さまの由緒ある神前結婚式をおすすめいたします。式は雷電さまの江戸時代からの御社殿で。披露宴はホテルなど、思い思いの場所で。当神社社務所にお電話下さい。 挙式料……五万円

雷を怖がった五代将軍徳川綱吉公

あるとき江戸に大雷がありました。将軍は、あまりに急いだため、履物を履いたまま御殿に逃げ上がりました。お供の家来の一人が一緒に履物を履いたまま御殿に駆け上がってしまいました。綱吉公はこれを見て、なかなか忠義な者よと、この者をほめ、大層な身分に取り立てました。という逸話があるほどです。
写真は屋根に付いた「三つ葉葵」の紋章。
江戸時代の延宝2年(1674)、上州館林城主徳川綱吉公が社殿を再建、その時以来、当神社では、左三つ巴の紋章に併せて、徳川家の三ツ葉葵の紋章を使うようになります。その6年後の延宝8年、綱吉公は第五代将軍になります。

由緒ある雷電さまの御札と御守

雷電さまは御札と御守の神社として知られます。ことに、初詣・雷電大祭には御札と御守と御祈祷のために群衆が境内にあふれます。